事業内容

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事業内容

当社は、設計から加工、組立、生産に至るまで、高度な技術力を結集した総合的なものづくり企業です。

設計技術

設計技術

  • モデルの作成から設計図面の作成まで(CATIA V5)
  • 強度計算や応力解析などの機能検証による設計開発支援
  • 顧客ニーズを理解し、コミュニケーションをとりながら構想を実現
  • 技術士(機械部門)1名在籍
生産技術

生産技術

  • カッターパス作成からやシミュレーションまで(CATIA / MasterCAM)
  • 三次元CAD/CAMを早くより導入し、NCプログラムデータ作成のノウハウを蓄積
  • 加工機、加工技術、組立の最適な組み合わせを考慮した製造プロセスの設計
  • 多種多様な材質に合わせた適切な工具の選定と切削方法の検討
加工技術

加工技術

  • 難切削金属材料や複雑形状品の加工に強み
  • 小物(100mm程度)、中物(1m程度)、大物(5m程度)に対応できるよう、各種NC加工機を保有
  • 職業訓練指導員、技能士などの国家資格所有者による技術指導・技能継承
組立技術

組立技術

  • 高度なすり合わせ能力で顧客要求機能を満たす製品組立
  • 小さなアッセンブリから機械設備装置まで幅広く対応
  • 長年培った溶接技術により、特殊金属や異種金属の接合にも対応可能
生産管理

生産管理

  • 工程指示書・加工手順書・作業票によって、多工程に及ぶ製造工程を管理し、トレーサビリティを実現
  • 繰り返し品だけでなく特注品に対応できる、生産能力や加工技術への深い理解
  • 各機械設備の稼働率を日々管理し、生産性を維持
  • ムリ・ムダ・ムラなく生産できるよう、調達、営業、製造の情報共有を徹底

事業領域

航空装備品
航空装備品
航空機部品は、比強度・高温強度の高い金属材料で作られますが、これらの材料は加工が難しく、それぞれの特性に合わせた切削方法・切削工具・治具等の検討を十分行う必要があり、難易度の高い加工技術が必要とされています。
当社は1968年から、航空機に搭載する装備品をはじめ多種多様な部品を生産しています。ノウハウの蓄積や設備導入によって精密加工技術を向上させ、また、厳格な品質保証体制を長年にわたり構築してきました。
民間航空機
民間航空機
旅客需要増大の風に乗り、当社も1995年に米国ボーイング社のB777の部品製造に参入し、現在までB777、B787の主翼の骨組みとなる部品(リブ)を納入してきました。
三菱スペースジェット(旧称:MRJ)の開発においては、当社の技術力や品質管理が認められTier2の認定を受けることができました。
少量多品種、繰り返し生産の航空機産業では、常にコストの削減と品質の向上が求められます。当社は加工方法や計測技術を改善し続け、実現に向けて取り組んでいます。
民間宇宙
宇宙
当社では航空機部品で培った技術を発展させようと、1994年に初打ち上げが成功した純国産H2ロケットの頃より部品の製造を担っています。
ロケット部品は30万点を数え、その一つ一つに過酷な環境下でも確実に機能するための高い品質と信頼性が求められます。
近年ではロケットや月面探査ロボットなどに国のみならず民間企業も参画し、活発化している宇宙開発産業。今後も新技術の取得に果敢に挑戦し、未来を切り開く一助となります。
半導体
半導体
自動車、携帯電話、パソコン、エアコン…誰もが小さなICチップから便利な生活を享受している昨今、それを支える半導体の製造には、100種以上の装置、700以上の工程が必要です。
当社では主に、露光装置(シリコンに電子回路を焼き付ける装置)やCMP装置(電子回路が平坦に整うよう繰り返し研磨・洗浄する装置)の部品を製造しています。
技術革新の勢いが止まない半導体業界。これまで以上に最新の加工技術を探求していきます。
産業・IT技術
産業・IT技術
科学機械や計測装置の設計・製造事業から興った当社は、その後も様々な産業設備機械の部品製造や組立を行ってきました。
現在はテレビやスマートフォンなど薄型画面の製造装置で必要となる真空関連の部品を手掛けています。真空は精密機器製造の中心技術であり、IT分野などへの応用・発展も目覚ましいです。
真空は、耐圧性や漏れなど独特の仕様が求められます。加工技術の向上に努め、次世代のものづくりに貢献してまいります。
船舶
船舶
2000年に5軸加工門型マシニングセンタを導入しました。これにより船舶部品の中でも難しいとされる、2mから6mサイズの複雑形状部品を加工することができるようになりました。
5軸加工門型マシニングセンタは自由度の高い加工ができますが、それには複雑なプログラミング能力と、一品受注製品に対する深い理解が求められます。
当社では三次元CAD/CAM(CATIA V5等)を駆使し、大物加工でも対応できる生産技術力を有しています。
資源エネルギー
資源エネルギー
石油・天然ガス資源の探査では、地底5000mまで掘削する装置や、埋蔵量の解析を行う検層機器など様々な機器があります。当社ではそれら装置の部品 約200品目を製造しています。
気圧や気温の高い環境下で使用するため、素材は強硬度・強粘度な難削材です。また地中深くもぐるため、長い丸棒形状の部品が多くあります。
難削材の加工、丸棒同士を溶接する技術、品質保証体制、これらの能力を四半世紀の長きに亘り磨き、培ってまいりました。
平塚 海洋エネルギー
平塚 海洋
エネルギー
当社は波力発電装置の実用化に向けた平塚市・東京大学の共同研究に、2021年より参画しています。
この装置は波の力でモーターを回転させて発電する仕組みで、小型ながら波エネルギーを効率的に電力に変換でき、期待の次世代型クリーンエネルギーと言えます。
この研究開発に地元企業として参画することで社会に貢献し、地産地消エネルギーや再生エネルギーへの知見を深め、カーボンニュートラルの実現に向けた歩みを共に進めていきます。